さて,前橋市内には,広瀬川が流れ・・・萩原朔太郎の詩情が溢れています。
上の馬場川遊歩道は商店街まで続いています。
また朔太郎望郷の碑がありました。
そして,マンドリンも朔太郎を忍ばせます。
さて,広瀬川遊歩道です。2004年に訪れた時も,歩きました。その時は5月,今回は,初秋とは名ばかりの残暑の9月でしたが・・・水の流れと木々の緑はそのままでした。

手づくり郷土大賞---2年前に受賞の様です。
前橋市の観光案内から抜粋しますと・・・・

前橋で最も美しい場所の一つ、広瀬川河川緑地。市街地を流れる広瀬川は、遊歩道に沿ってツツジや柳が続く緑花が美しく、まさしく「水と緑と詩のまち前橋」を象徴するものです。
広瀬川のほとりには、「萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館」や「広瀬川美術館」や萩原朔太郎や伊藤信吉といった詩人の詩碑などがあり、 広瀬川に沿って文学・芸術散策が楽しめます。また、前橋文学館の向かいある「前橋物産館 広瀬川」では前橋の代表的な物産品がお買い求め頂けます。

ということの様です。
なんだか,川面はボリュームのある水量を表していました。
朔太郎が,前橋文学館の前に佇んでいました。面立ちは,やはり詩人ですよね!
絹の橋があります。
前橋は養蚕業・・・そして,絹/シルクが産業で,絹のまちだったそうです。
朔太郎文学賞の記念碑がたくさんありました・・・・。その中には(→)最近,ギタリスト布袋さんに殴られた事件で話題になったロッカーかつ芥川賞作家 町田康のものもありました。町田康のはそれほど多くは読んではいませんが,パンクならではのテンポとタテノリ系のリズムは良い作風ですけれどね・・・。
思い出すと,前回も丁度この辺りで自写したように思います。
もう広瀬川美術館に近い辺りです。
交水堰があって,水かさが結構たくさんあるのでは・・・って感じました。,水車も回ってます・・・どうしてか,埴輪の馬も居ました・・・この幅の狭い川の両岸に柳などが続く風景は旅情をなんとなく膨らませます・・・・。流れる音も心地よいです。
戦没者への供養の像もありました。千羽鶴も供えてあります。
そして,川は,多分,同じように流れています。
空の青さも同じでしょう・・・。
蚕・繭・絹----という言の葉に彩られた歴史の様ですね・・・。
榛名〜赤城の山々と,この美しい水がその土壌を育んだのでしょうか・・・・・。